【書類選考になかなか通らない人必読!】見直すべきポイントと対策

就職活動において、最初に待ち受ける関門がエントリーシートや履歴書による書類選考です。ここを通らない限り面接に進むことはできませんし、内定まで辿り着くことができません。

しかし実際、ここが最大の難所であることが多く、書類選考になかなか通らないという人は少なくありません。書類選考で毎回落とされる人には、ある共通点が存在します。

今回は、書類選考で落とされてしまうパターン、企業が書類を通過させる基準、そして選考を通過できる書類の書き方について解説します。

なぜ書類選考で落ちてしまうのか? 落ちる学生に見られる6つのパターン

早速、書類選考になかなか通らない人に見られるパターンを紹介します。エントリーシートなどの書類作成で悩んでいる方は、自分に当てはまるものがないかどうか確認しておきましょう。

文字が汚い

人事担当者が、字の綺麗さを評価に加えてしまっていることがあります。字が綺麗だからといって、それだけで合否を決める決定打にはならないとは思います。しかし、字が汚いと印象が悪くなる可能性があるのです。そのため履歴書は、なるべく綺麗に書くことを意識しておいた方がいいでしょう。

手書きの履歴書やエントリーシートを1枚1枚書くのは非常に大変ですが、書類選考を無事に通過するためにも、1枚1枚を丁寧に書いていくことが必要です。

文章がわかりづらい

書類選考に通らない文章だと、エピソードが長々と述べられていたり、結論が無かったりすることが少なくありません。読み手にとってわかりづらい文章になっていないかどうか注意が必要です。

書類選考に通るエントリーシートですと、まず結論が先に来て、その次に結論を裏付ける具体的なエピソード、そして再度結論が来るというパターンがほとんどです。こうした構成の方が読み手に伝わりやすいので、文章を書く際はまず結論から先に出しましょう。

長所・短所を裏付ける具体的なエピソードがない

履歴書などでは、自分の長所・短所を記載する欄があります。長所・短所に一貫性がない、もしくは根拠となる経験が明記されていない書類は、人事担当者からの評価が大きく下がります。

長所・短所に説得力を与えるのは、自分が思っていることを言語化できる能力。長所が過去のどのような経験から形成されたのか、短所を裏付けるエピソードはどのようなものなのか。そうした経験を文章にし、自分の言葉で説明できる能力が求められます。

また、長所と短所は表裏一体の関係になっている場合もあります。自分が長所としていることが、時として短所として露呈してしまう可能性もあるでしょう。
長所と短所の一貫性を踏まえた説明と、それを自身のエピソードに絡めて自分の言葉で説明できるかどうかが、書類全体の印象に影響を大きく左右します。

自分の特性と企業の求める人物像が一致していない

人事が書類に目を通す際、学生の適性が自社が求めている人物像と一致しているかどうかを見ます。

企業側が「ビッグデータなどデータ分析でビジネスの課題を解いていける人材」を求めているのに対し、コミュニケーション能力やプレゼンテーション能力を訴えていても、求める人物像に当てはまらなければ全く意味がありません。

企業側が求めている人物であるか把握するのに必要なのが、自己分析です。今まで自己分析をやってきた人も、もう一度自分の性質を洗い出し、何が自分にとっての強み・弱みであるかを認識することが必要です。

自分の性質を理解した上で、それを企業側が求める人物像と擦り合わせていきます。
正しく自分を理解し、適性に沿った企業を選択すれば、書類選考で落とされることもなくなるでしょう。

将来の目標と企業のビジョンが一致していない

選考を受ける際には、自分が将来やりたいことができる、10~20年後の理想像に近づける環境が志望している企業にあるかをという視点を持っておくべきです。これを意識していないと、入社してからミスマッチが生じます。

新卒採用は、学生の将来性に対する企業の投資。採用された学生には将来的に経営を担う人材になってほしいという期待が込められています。そのため、学生の目標と会社が目指す方向性が一致しているかが、選考における1つの判断基準になってきます。

種類を提出する前に、自分の目標が企業のビジョンに一致しているかどうか確認しましょう。

学歴フィルターに引っかかっている

大手企業によっては、学歴や能力によるフィルターが存在する場合があります。学歴は、企業が学生の能力を把握する分かりやすい指標になるからです。高学歴の大学に所属している時点で、困難な目標を達成できる人材、だと思われるわけです。

こうした要素が、選考の過程に取り入れられるのは致し方ありません。まずは就活四季報などで自分が志望している企業の大学ごとの採用状況や選考のフローを徹底解説に調べ、書類選考の段階で足切りがないかどうか確認しておきましょう。

学歴だけで選考が決まることはありません。自分のビジョンを明確にし、企業の人物像に近づけることは忘れないようにしましょう。

書類選考の突破基準

次に人事が書類選考の際、書類を通過させる基準について説明します。

社会人としてのマナーがあるか

人事が書類に目を通す際、社会人としての最低限のマナーを守れているかは1つの判断基準です。文中に誤字・脱字がないか、字が丁寧に書かれているかといった細かいところを人事は見ています。

こうした細かい気遣いができるかが、業務におけるヒューマンエラーの少なさやアウトプットの質に大きく影響してきます。社会人として求められて当たり前なことが自然にできる学生は、どこでも高評価を受けるでしょう。

自社の仕事への適性があるか

新卒採用において人事は、エントリーシートや履歴書に書いてある自己PRや長所・短所から、その人の適性を判断します。書いてある内容を元に、自社が求める人物像と合致しているか、任せる仕事への適性があるかを考えているのです。

自社の志望度が高いか

人事は書類から伝わる志望度の高さによって、応募している学生に会いたいかどうか判断します。綺麗な字でなおかつ枠いっぱいに志望する企業に対する熱意を書き記すことができれば、人事に好印象を与えることができるでしょう。

書類選考に通過する文章の書き方

ここでは書類選考を無事に突破するための、エントリーシートや履歴書の書き方を紹介します。

書き方のルールを身につけておく

エントリーシートや履歴書には、書き方に関する様々なマナーやルールがあります。まずはそれらをしっかりと守った上で作成しましょう。どんなに素晴らしい内容であっても、基本的なマナーが守れていなければ人事からの印象が悪くなってしまいます。

また、基本的な書き方のマナーが守れていないと、マナーを守る気がない人だと判断され、大幅に評価を落とす危険性があるので注意が必要です。書き方のマナーをしっかり守っていれば、人事の好印象を与えることができますし、文章の内容もきちんと評価してもらうことができます。

文章は簡潔にまとめる

自分自身の能力や可能性を伝えるために、さまざまなことを記載したいでしょうが、伝えたい内容は簡潔にまとめておいてください。自己PRや志望動機は長ければそれだけ評価されるということはなく、ボリュームが増えることでむしろ印象が悪くなることもあるので注意しましょう。

自分がどれだけ念入りに文章を作成しても、長々とエピソードが書かれていれば、読みにくくなって担当者に最後まで目を通してもらえません。

大切なのは、読み手に取ってわかりやすい文章をつくること。一文を短く簡潔にまとめ、読みやすいように適宜改行するようにしましょう。

自由記述欄もしっかり埋める

企業によっては、エントリーシートや履歴書に自由記述欄を設けているところもあります。自由記述欄は文字通り応募者が自由に記載してもいい項目であり、人事が学生の志望度の高さや個性を見るために設けています。

自由記述欄は個性をアピールできる数少ない部分ですので、工夫して記入しましょう。記入する際には文字だけではなく、図やイラストを交えて記入することもできます。また企業によっては色ペンが使用できる場合もあります。

とはいえ、無理に派手なことを記載する必要はありません。公的な場にふさわしく、かつ読み手の印象に残るように工夫して自分をアピールしましょう。