就職活動の自己分析はこれで完璧! 効果的な自己分析のやり方

就職活動において自己分析はとても大事な作業。

とは言うものの、「最初に何をやったらいいのか分からない!」という方も多いのではないでしょうか。

企業研究、業界研究、ES対策、SPI対策(WEBテスト対策)など、やらなければならないことはたくさんあります。

ですが、自己分析は就職活動では一番重要です。
なぜなら、エントリーシートの作成や面接対策などと密接に関わってくるため。

今回は選考突破に一歩リードするための効果的な自己分析のやり方を解説。
自己分析をしっかり行って、自分が入社したい企業の内定を勝ち取りましょう。

就活生必須! 自己分析をやる3つのメリット

よく自己分析を軽視する学生がいますが、就活において自己分析はとても大切。

就職活動を終えた学生や新社会人を対象にしたアンケート調査では、「就職活動でもっとやっておくべきだったと後悔したこと」として自己分析がよく挙げられています。

面接やエントリーシートで苦労したり、深い質問をされて困ったりなど、後から後悔することになった人は多いです。

逆に、自己分析をしっかり行い、自分自身をしっかり理解した上で就職活動を行う方が成功率は格段に高くなるでしょう。

ここでは、就職活動前に自己分析をしっかりやることのメリットを紹介します。

入りたい企業が見つけられる

自己分析を行うことによる一つ目のメリットは、自分が入りたいと思う企業が見つかること。

みなさん、企業名やイメージなどで、ある程度行きたい会社の目星はついているという方もいるかもしれません。

しかし、そこで本当に働きたいかどうか、具体的にどんな仕事をしているのかという情報をきちんと把握しているでしょうか。

また、また必ずしも知名度の高い企業に内定がとれなかった場合のこともしっかり考えているのでしょうか。

就職活動とは特定の企業に入る活動ではなく、自分が就きたいと思う職業に就くための活動を意味します。

まずは自分がどんな仕事をしたいかを知ることが大切。

そのために役立つツールが自己分析です。

今まで自分が生きてきたなかでどんなことをしているときが一番充実していたか。
長い間好きで続けているものは何か。

こうしたことを認識し、自分が生きていく上で一番重要視していること、そこを追求できる職場を探しだすこと。

それが自己分析をやる目的なのです。

自己PRの深みが増す

自己自己PRの深みが増すことも自己分析をしっかりやるメリット。

自己PRの内容で一番重要なことは、学生時代における活動の結果そのものではありません。そのとき自分がどんなことを考え、どのようにしてそれを成し遂げたかの過程が重要なのです。

企業は学生の過去における事実ではなくて、入社してから待ち受ける課題に直面したとき、どのように行動するか興味を持っているからです。

自分自身がどんなに素晴らしい経歴を持っていたとしても、その事実だけではあまり評価の対象にされません。

その成果を成し遂げた際に、自分が何を考え、どうやって困難を乗り越えたかの方が重要だからです。

なので、自己分析をしっかり行い、自己PRの内容に深みを出していく必要があります。
過去にどのような行動をしたか、行動の原動力となったことは何か、あえてその行動を選択した理由は何か。
これらを総ざらいしていかなければなりません。

面接官もプロですので、付け焼き刃で質問に対応できるほど甘くはありません。
どんなことを突っ込まれても大丈夫、というくらい対策しておきましょう。

自分の長所・短所が把握できる

自己分析は、これまでに自分が経験してきた出来事を振り返ることによって本当の自分の姿を知る作業。

これまで生きてきたなかでのエピソードを振り返るなかで、自分が経験をして得たもの・強みを知ることができます。
また過去に経験した手痛い失敗体験から自分の弱点が何なのかも認識することができるでしょう。

こうしたことは、エントリーシートや面接で長所や短所を伝えなければいけないときに大いに役立ちます。
自己分析を通して把握できた長所や短所は、企業の採用担当者に対して強い説得力を与えることができます。

効果的な自己分析のやり方

自分史を作ってみよう

自己分析をするのに最も有効な方法としては、自分史を書くということが挙げられます。

自分史とは、自分が生まれてから現在に至るまでに経験した出来事を洗いざらい書き出して、それらを時系列でまとめたもの。
自分史を作成することによって、今まで自分が経験してきた一連のエピソードを可視化することができます。

ただ作成するだけではあまり意味がないので、次に各々のエピソードでどのようなことを感じていたのか振り返ります。

過去の経験に対する自分の素直な気持ちは就活ではとても大切。
なぜなら、そうした考えは自分という存在を定義し、みなさんの価値観を形成に大きく寄与しているからです。

これまでの出来事の洗い出しと掘り下げが終わったら、次は「これまでで一番頑張ったことは」、「苦労したことは何か」など、エントリーシートや面接においてよく聞かれる質問事項を基準に自分のエピソードを検証してみましょう。

自分史を作成する前と後では、これらの質問に対する答えの説得力が大きく異なっているはずです。

周りの人に他己分析を依頼してみよう

自己分析以外にも他己分析をすることも非常に有効です。

他己分析とは、友人や自分の指導教官、アルバイト先の人、大学のOB・OGなど自分以外の第三者に自分のことについて聞いてみるというもの。
自分の感じている自分像と、周りからみる皆さんとの差異は大きく異なっていたりします。
自分の長所だと感じていたことが他社からみたら短所であったり、はたまたその逆もあったりと、想像していた自分像とのギャップに驚くことがあるでしょう。

他己分析を依頼される場合には、代表的な質問に対する返答をお願いしましょう。

まずは、自分の長所を聞いてみること。

自分が思っている長所と他己分析をお願いした人がみなさんに感じている長所には違いがあるかも知れません。
今まで気づいてなかった長所を自覚することで、エントリーシートや面接でアピールしやすくなるはずです。

次に自分の短所を聞いてみましょう。

長所と比べて身近な人に聞きづらい質問かもしれませんが、自分が気がついていない課題を知ることができるというのは大切なこと。
他己分析で自分の短所を発見することができたら、次はそれを克服するためにどうしたらよいのか、解決策を自分なりに練ってみます。
解決策を事前に考え、日々実践していくことを心掛ければ、面接で短所を聞かれたときも、短所と、その克服方法もきちんと伝えられるはずです。

そして、自分の第一印象についても聞いておきましょう。

できればOB・OG訪問でお会いした社会人の方など、数ヶ月以内に出会った人を対象に聞いてみることをおすすめします。
実際の面接で出会うことになる採用担当者の方とはほとんど初対面であるはず。
ですから初対面の方々にどんな印象を与えるのか知ることはとても重要です。
第一印象がよくないと思われている方は、どうすれば好印象を与えられるか対策を立ておきましょう。

自己分析に役立つおすすめの本3選

「さあ、才能(じぶん)に目覚めよう」

就活において自己分析に悩む学生への必読書として多方面で紹介されている本書。
最大のポイントは「ストレングス・ファインダー」診断を受けられること。

ストレングス・ファインダーとは、世論調査や組織コンサルティング会社であるギャラップ社が開発したツール。
簡単に言うと、弱みより自分の強みを活かした方が能力を発揮できるという考え方に基づいた自己分析ツールです。

付録についている専用キーからWEBサイトにアクセスし、177個の質問があるので答えます。これらの質問に回答することで自分の強みを、客観的に把握することができます。

「SWOT分析で攻略する就活面接試験」

国内外の企業で用いられているSWOT分析に基づいた自己分析ができる本書。
SWOTとは、それぞれ(S)強み(W)弱み、(O)機会(T)脅威の略であり、これらの観点に基づいた分かりやすいフレームワークのこと。

自分の強みや弱みを抽出して理解し、機会を十分に活かすことで、エントリーシートや面接対策もはかどるでしょう。

また本書には強みや弱みの活用方法以外にも、企業研究や入社後のフォロー、メンタルトレーニングなども含まれています。

「受かる!自己分析シート」

自己分析はもちろん、他己分析にも役立つ本書。
41のワークシートが用意されており、「自己分析」→「他己分析」→「企業研究」の3段階から構成されています。

エントリーシート、履歴書作成で苦労している人でも、スムーズに作成するためにサポートをしてくれます。
本書を利用することによって、今まで自分でも知らなかった自分のことがみえてきます。また物事に対する考え方の傾向など、新しい発見もあるでしょう。

こうしたことが分かるようになれば、面接でも自信を持って自分の魅力をアピールすることができます。

就活をする際には、ぜひとも手元に置いておきたい一冊と言えるでしょう。