必ず押さえておきたい! 就活の筆記試験を突破する方法

就職活動における最初の関門が筆記試験です。
適性検査と同時に課されるこのテストですが、企業(特に大手)はここで採用をかける学生をふるいにかけます。

「自分は学歴があるし、大学受験で勉強してきたから大丈夫!」と思っている方もいるでしょう。
けれども、そんな学生でも筆記試験を甘く見ていたためにあっさり落とされた、という事案は数多く存在します。

学力に自信のある人も時間のあるうちにコツコツと試験対策をしておきましょう。

今回は就職活動における筆記試験の基礎知識や具体的な対策法について紹介します。

筆記試験に落ちる人の共通点とは?


就職活動の筆記試験は、SPIやテストセンターのようなWebテストを筆記試験の代わりとしているところもあれば、大手企業を中心に独自で問題を制作しているところもあります。

就活生によってはある程度の対策をしてきたにも関わらず、どんなに筆記試験を受けても受からない、もしくは模試で上手く得点ができないという方も毎年一定数います。
実は筆記試験に受からないという方には、ある程度共通した特徴が見受けられます。

こちらでは、筆記試験に受からない就活生の特徴をまとめてみました。
どんなことでも成功例だけではなく、失敗例も把握しておくとが肝心。
自分にも同じことが当てはまっていないかどうか検証してみましょう。

筆記試験で落ちる人の多くは事前の対策がきちんとできていない
筆記試験で落ちてしまう就活生の大きな特徴は、事前の試験対策が十分にできていないという点です。

では具体的にどんな対策をするのが望ましいのでしょうか。

筆記試験の出題傾向や難易度は企業ごとによって様々ですが、それほど難しい問題が出題されているわけではありません。
ただし時間制限があるので、出題形式に慣れていないとほとんど得点が取れないという結果につながります。

一番有効な試験対策は、制限時間内でたくさんの問題を解いて試験の形式になれることです。
そうした対策を十分していないと、基礎学力はあっても筆記試験で落ち続けています。

筆記試験は過去問とほぼ同じ形式の問題が出題されることがほとんど。
つまり、過去問をどれだけ多く解いたかで点数が決まってしまいます。

筆記試験を通過し、その後の選考に進みたいのであれば過去問をしっかり解くようにしましょう。

時間配分を考えていない

時間配分ができていないことも得点力の低い学生の多くに当てはまる特徴の一つ。
制限時間内に問題が解き終わらないという方は注意しておきましょう。

就職活動における筆記試験は、有能な学生とそうでない学生を振り分けることを目的として作成されています。
ここで大事なのは他者よりも高い点数を取ることですので、無理をして満点を目指す必要はありません。

試験問題は全ての問題に触れておきましょう。
難しい問題について考えこんでいる必要は一切ないので、そうした問題は飛ばして自分の解ける問題を一つでも多く見付けて解いていくことが一番効率的なやり方です。

性格が極端である

筆記試験には性格検査も含まれています。
テストで性格が極端という結果が出たら、不合格になってしまう可能性も。

志望企業や業界によってどんな性格の人材を求めているかによって、どんな性格が極端とみなされるかという基準は異なるでしょう。
協調性を求められる業界であれば、自己主張が強いタイプの人があっさり落とされてしまう可能性は十分にあります。
営業職ですと、人と接すること自体が嫌いであったり、第三者とのコミュニケーションが苦手な性格であれば不合格になります。

生真面目な性格は、企業の価値観によっては拒否されることがあります。
仕事上、建前が必要とさせる業界も数多くあるからです。そうした業界の場合、変に生真面目すぎると「柔軟性がない」と見なされます。また一緒に業務をする際に苦労するのではないかと思われる可能性も否定できません。

性格検査については、検査慣れすることである程度結果をコントロールすることはできます。
筆記試験に受かるために必要な対策はちゃんと講じておきましょう。

筆記試験の種類を知っておこう!

そもそも、就職活動で課される筆記試験にはどのような種類があるのでしょうか。
筆記試験の種類を把握しておけば、具体的な対策を立てやすくなります。

①SPI

筆記試験で最も多いのはSPIです。
リクルートマネジメントソリューションズが提供している試験であり、基本的な性格、向いている職種、頭の良さなどが分かります。

受験方法は4種類。
自宅で受験をする「Webテスティング」、テスト会場で受験する「テストセンター」、企業で受験する「インハウスCBT」、企業が指定した会場で受験する「ペーパーテスティング」があります。

SPIは能力テストと適正テストの2種類から構成されています。

能力テストですが、言語分野は高校の科目でいうところの国語、非言語分野については小学校から高校までの算数・数学に相当します。
ちなみに、非言語分野の出題パターンは小学校で習う「旅人算・速さの計算」から高校数学の「方程式を用いた文章題・確率」まで、出題範囲はバラエティー豊か。

適正テストは受験者に約200の質問に対し「はい」又は「いいえ」で回答させ、受験者の性格・意欲・思考力・ストレス耐性・職務適性を診断します。

大切なことは、決して嘘をつかないこと。
自分をよく見せたい気持ちは誰にでもあり、背伸びをした回答を選びたくなるかもしれません。しかし、このテストでついた嘘が、面接等で自分の首を絞める事態になる場合もあります。回答は普段の自分の思考や行動に照らし合わせて、正直に答えましょう。

②玉手箱

SPIと並んで有名なのは玉手箱です。
日本エス・エイチ・エル(SHL社)が提供するテストで、主に自宅のパソコンで受験します。

玉手箱は、言語問題、計数問題などの能力テストと性格テストから構成されています。
企業ごとに受験科目が異なりますので、事前に確認しておきましょう。

能力テストは、言語問題では長文を読み、与えられた選択肢と長文の論理性を確かめて回答。
計数問題については、SPIの問題形式に加え、表の空欄を埋めたりデータを読み取ったりするなどデータに関する問題が出題されます。
SPIと比べて難易度が高く、つまずく方も多いかもしれませんが、事前にしっかりと対策を行えば問題ありません。

性格テストでは、受験者は全68問の質問に回答します。
SPIと同じく、受験者の性格・意欲・思考力・ストレス耐性・職務適性等を診断することを目的として行われます。
こちらも、嘘をついたりせず正直に選択肢を選びましょう。

就活に必要な筆記試験対策の仕方

ここでは筆記試験まで時間のある方もそうでない方もできる、試験対策方法を紹介します。

1冊の問題集を完璧にする

就職活動にかかわらず、何冊もテキストを使用していたり、できている問題を繰り返し解くなどしていても試験問題を解く力はつきません。。

まずは試験形式で定番となっている問題集を1冊選び、それを繰り返し解きましょう。
また問題集に関しては、解説が丁寧に書かれているものを選ぶと復習がしやすいのでおすすめです。

新聞を読んでおく

時間があるときはなるべく新聞を読むようにしておいてください。
読解能力の向上につながるので、言語問題対策はもちろん、時事問題にもなります。

また時事の知識は、筆記試験試験だけではなく、面接でも重要。
面接でも時事に関する話題が問われるので、普段から新聞を読んでおけば話題に困ることはないでしょう。

筆記試験対策アプリを活用する

スマートフォンのアプリで試験勉強することも有効です。
アプリなら忙しい通学時間でも手軽に勉強することができます。

まずは通学時間にアプリで勉強してみて、その後WEB上で筆記試験を解いて十分な結果がでるようであれば、わざわざ直前に試験対策本でしなくてもいいでしょう。