1dayインターンシップとは?就活におけるメリット・デメリットを徹底解説

2017年6月にインターンシップに関する規定が変更され、「経団連に所属する企業のインターンシップ日数は5日以上」から「1日以上」になりました。

1dayインターンシップは、主に「ワークショップ型」、「体験型」、「セミナー型」の3つ種類。ほとんどは選考とは関係なく、あくまで企業について知ってもらう意図で行われています。参加することによって、業界・企業について研究できたり、優秀な学生と交流することができたりなど、メリットは大きいので、少しでも気になる業界・企業があれば参加してみましょう。

ここでは1dayインターンシップの内容や、参加することのメリット、デメリットについて解説します。

1dayインターンシップの種類と目的

1dayインターンシップとは、簡単にいってしまえば1日以内に全てのプログラムを終えるインターンシップのことです。

インターンシップとは就業体験のことを指しますが、1dayインターンシップは新卒採用広報が解禁される時期までに行われる「会社説明会」の意味合いが強いです。実践的に就業経験を積んでみたいという方には向いていませんが、興味はあるけれどよく知らない業界や企業について短期間で理解しておきたい場合におすすめです。

ここでは代表的な1dayインターンシップの種類について解説していきましょう。

説明会・座談会型

基本的には3年生の3月1日から解禁される会社の個別説明会と同じです。説明会のテーマは、業界理解や仕事理解のような業界研究に繋がるものから、ロジカルシンキングなど就職活動対策に関するものまで様々。

また企業によっては先輩社員との交流時間も設けられることが多いので、学生にとっては業務に関するリアルな情報を手に入れるいい機会になります。

見学・体験型

現場の業務を理解できるインターンシップとして、職場見学や職場体験を行うインターンシップがあります。製造系のメーカーや製薬会社などでは、実際に製品を製造している工場や研究所の見学や、業務体験を実施しています。

研究職や技術職を志望している学生にとっては、企業が持っている研究設備や製造設備に触れることができる貴重な機会です。小規模で実施されることが多く、現場の社員の方とも深く交流しやすいでしょう。

ワークショップ型

グループディスカッションなど、学生参加型の企画をメインにしたインターンシップです。参加者間でグループを組んで特定のテーマに関してディスカッションしたり、与えられた課題を解決するために活動するプロジェクト形式のワークショップを行ったりします。

プロジェクト形式のワークショップでは、新規事業の立案や特定の社会課題を解決するアイデアの立案といった、企画系の内容を扱っています。

主に大企業で行われることが多く、参加者数が多いため、社員との交流や会社の実情を知りたいという学生には物足りないかもしれません。

参加することのメリット

では、1dayインターンシップを実施することは、就職活動においてどのようなメリットがあるのでしょうか。

業界・企業研究に役立つ

1dayインターンシップ参加する一番のメリットは業界・企業研究ができることでしょう。株価、給料、社員数、福利厚生など、企業についての数値的な情報はインターネットで収集することができます。
しかし、実際に就職してから重要なのは、仕事での人間関係や具体的な業務のノウハウといった、WEBだけでは知ることができない情報。こうした情報を知っているのといないのとでは、企業に対する理解度に大きな差が出ます。

すでに志望している業界が決まっているのであれば、同じ業界内の複数社のインターンシップに参加することで、企業ごとの違いについて学ぶことができます。

また志望業界が決まっていない学生にとっても、複数の業界のインターンシップに参加することで、自分がやりたいことを発見することができます。

社会人と交流できる

インターンシップを通して多くの社会人と交流できることも、1dayインターンシップのメリット。説明会や座談会では採用担当者や現場社員が説明を行うので、会社のことについて直接質問することができます。

就職活動の会社説明会と違って選考の要素がないため、ざっくばらんに社会人の方に質問できる機会として有益です。

同じ業界を志望する学生と知り合える

同じ企業のインターンシップに参加している学生であれば、多かれ少なかれ同じ会社や業界に興味をもっているため、多くの知り合いをつくることができます。

ここでの出会いを通して、自分が知らなかった会社の情報や選考の情報などを共有することが可能です。またSNSなどを活用することで、長期的に情報交換をすることができるでしょう。

参加することのデメリット

先ほどは1dayインターンシップに参加するメリットを紹介しましたが、ここではデメリットについて触れておきます。

内定に直結することはない

学生の採用を長く経験している人事の担当者でも、1日という限られた時間では、学生の能力や適性を知ることはできません。そのため、1Dayインターンに参加しただけの学生に、いきなり内定を出すことはまず無いでしょう。

ただ企業によってはインターン参加者限定の説明会に参加できる、といった特典を用意している場合もあるので、人事の担当者に覚えてもらえるきっかけにはなります。

1日限定なので、企業の実態を知るのには適さない

インターンシップの内容にもよりますが、PRイベントを目的としたものが多く、業界・企業の実態をつかむのは難しいでしょう。

しかし、実際にそこで働いている社員と関わることができる貴重な機会です。
日程が合うのであれば積極的に足を運んでみてください。

無給であることがほとんど

1dayインターンシップは期間が非常に短く、仕事上何らかの付加価値を生み出すには期間が足りないため、参加することで報酬がもらえることはほとんどありません。

また交通費や宿泊費なども支払われることもあまりないので、地方から参加する場合は注意が必要です。

ですが、自分が志望度が高い企業ほど参加すべきでしょう。

実際に参加してみることで、採用担当者と交流を持つことができたり、現場の社員から生の声を聞くことができるので、モチベーションアップに繋がります。

それだけでも十分元を取ることができます。