ESの通過率をUP!採用担当者に読まれるエントリーシートの書き方

就職活動が始まると、エントリーした企業に対してエントリーシート(ES)を提出しなければなりません。
初めてエントリーシートを書く就活生は、どんなことをエントリーシートに書けばいいかわからないこともあるかと思います。

しかし、エントリーシートの内容によっては、就活生は面接に進むことなくESの時点で落とされてしまうことも。

落とされないにしても、基本的に、就職活動の面接はエントリーシートに沿って進められることが多いです。
そのため、エントリーシートに書く内容は、その後の面接試験を有利に進めるために非常に重要です。
エントリーシート(ES)対策は就活を有利に進めるためには不可欠なのだと覚えておきましょう。
書類選考を無事に通過し、その後の内定獲得につなげていくために必要なエントリーシート(ES)を書くコツをご紹介します。

まずは人事の本音を知ろう! エントリーシートでよく聞かれる質問

最初にエントリーシート書く上で必ず押さえておかなければならない質問事項について説明していきます。
一番重要なのは、「相手がこの質問を通じてなにを知りたいのか、どんな人材を求めているのか」を読み取ること。
以下に企業からよく聞かれる3つの質問と、その質問に含まれた企業採用担当の意図をまとめました。

ここを把握すれば、志望する企業に合う人材であるとアピールできるでしょう。

「あなたの長所と短所を教えてください。」

エントリーシートで聞かれる可能性がもっとも高い質問です。

企業がこうした質問を投げかける意図は、自分の特徴を理解し、自分をしっかりコントロールできる人物かを見極めることにあります。
学生のみならず、どんな人にも必ず何かしらの長所・短所があります。
仕事を高いパフォーマンスを出すためには、まず自分のレベルを客観的に把握できることが何よりも大切。
プライドが邪魔してしまい自分の短所が認められなかったり、逆に謙遜しすぎて自分の長所を自分で言えなかったりしていてはいけません。

客観的に自分を評価できているか、またそれを踏まえてしっかり自分を律することができるかどうかを、企業はこの質問を通じて確認しようとしています。

「学生時代で一番頑張ったことは何ですか。」

いきなりこう聞かれると、「自分は、人に誇れるような成果がない」と思っている人も多いのではないでしょうか。

もちろん、インターハイで優勝したり、何かしらのコンクールで最優秀賞を受賞したりなど、わかりやすい実績があるに越したことはありません。
しかし、そうした学生は全体から見ればごくわずか。
インターハイでは1人または1校しか優勝することができませんし、コンクールにおける賞も同じです。

なぜ企業は学生時代に一番頑張ったことを聞きたがるのかというと、なにかの出来事を通してあなた自身の考え方や行動力がこの会社で通用するかどうかを知りたいため。

エピソードに関しては平凡なことで構いません。
面接官は、事実そのものを知りたいのではなく、そのエピソードを通して、あなたの考え方や行動力が会社にとってふさわしいかを見極めているのです。

「あなたの夢を教えてください。」

これも頻出する質問事項の一つです。

採用担当者がこの質問を通じて確認したいことは、志望者の考え方に軸があるかどうかということ。
自分の夢と企業の業態や理念がかけ離れていた場合、「自社への志望度が低いのではないのか」と思われるおそれがあります。
もちろん,自分の将来の夢が今の仕事とまったく同じ方向性にある必要はありません。

志望する企業が自分の将来の方向性と関連が低いようでしたら、自分の将来と今の企業選びが結びついているのかを、エントリーシートに書いておきましょう。

これで完璧! 内定がもらえるESの書き方

先ほどまでで、企業がエントリーシートを読むときに注目しているポイントがわかったと思います。

次は実際にエントリーシートを書いていくときに、どのように書いていけばいいかのコツを解説していきます。
大学生・大学院生の皆さんが普段書いている文章と書き方のルールが一部違うところもあるので、よく確認しておきましょう。

エントリーシートは結論から先に書く!

エントリーシートでは、まず自分が伝えたいことを文章の冒頭に持ってくるようにしましょう。

企業、特に大手の人事担当者であれば、何万枚もの就活生のエントリーシートに目を通します。
一つのエントリーシートにかける時間は1〜2分程度とされています。
そのため、自分がアピールしたいポイントは読んですぐにわかるようにしなければなりません。
最後まで読まないとなにが言いたいかわからない文章は、頭に入らないですし、印象にも残りません。
採用担当者に「この人の話を詳しく聞いてみたい」と思わせるためにも、エントリーシートはまず結論から書くことを意識するようにしましょう。

伝えたい内容を絞る

話すときにも同じことがいえますが、わかりやすく相手に伝えるには、伝えたいポイントを絞ることが何よりも大切。

学生時代、学業や部活、アルバイトなど頑張ってきた人に多いのが、エピソードをいろいろ盛り込みすぎて、一つひとつが浅くなってしまっているパターン。

アピールしたいことをいろいろ挙げてしまうと、一番伝えたいことがぼやけてしまい、結果的にあなたの人物像がわかりにくくなります。数数あるエピソードから、主体的に動いて結果につながったものを抽出。
さらにその中でも特に記憶に残ったことを書くといいでしょう。

企業の求める人物像に合わせて書く

エントリーシートに書く自己アピールのポイントは、企業側が求める理想的な人物像に合致していなければなりません。

そのため、企業研究などで企業の求める人物像を把握しておくことが求められます。
多くの企業では自社のホームページや取材採用ページなどに記載しています。

エントリーシートを書く前にもう一度チェックしてみましょう。

エントリーシートという限られた情報源の中で、どう自分のことをアピールするのか。
そのときに、相手が知りたいあなたの情報について、しっかりと伝えましょう。

ESでもマナーは大切! エントリーシートでNGな言葉遣い

エントリーシートは企業に提出する大切な書類。
ですので、ビジネス文章同様、文章における言葉遣いのマナーはきちんと守りましょう。

文章上では「御社」ではなく、「貴社」

エントリーシートを書く際、「御社」と表現している人も多いでしょう。
ですが、「御社」は口語、つまり話し言葉であり面接でしか使用しません。
エントリーシートなど文章においては文語である「貴社」を使用します。
こうした些細なミスだけで常識がないと思われる可能性もありますので注意しましょう。

略語の使用は避ける

面接でもそうですが、略語の使用は避けましょう。
特にエントリーシートで過去のエピソードを書く際に起こりやすいです。

「バイト」や「学祭」などは、エントリーシートで表記するとき際には必ず「アルバイト」、「学園祭」など正式名称を記載するのが基本です。

また普段当たり前のように使用されている言葉でも略語と気付かないで使用している場合もありますので、気になる言葉は日頃から自分で調べる癖を付けましょう。

ら抜き言葉には要注意!

ら抜き言葉とは、「食べられる」、「見られる」といった本来「ら」を挿入しなければならない言葉のこと。

日常生活ではマスメディアを含め話し言葉として使用されていますが、書き言葉としてはふさわしくありません。

ですので、エントリーシートではらき言葉の使用は避けましょう。
言葉の使い方として不適切な印象を与えかねません。

些細なミスを防ぐためにも、日頃から「食べられる」、「見られる」といった「ら」が入る言葉の使用には注意しておく必要があります。